おはようございます。
百合ヶ丘の隠れ家、佐渡市公認の店「たまり」の女将で陶芸家のクメ タマリです。
ポチには、後ろ片足がないために起こる、困った症状がありました。
この症状は晩年まで続き、私は毎日1回はお腹をコジコジして出してやらなければなりまっせんでした。
硬くなっていると、本人も痛く、私も指が攣ってしまって、お互いになかなかの苦行でした。
それでも、それ以外は、本当に元気に彼女は育っていってくれました。
運動神経も良く、多分頭もいい子で、良く鳥を捕まえて食べていました。
羽と肝臓が私の枕元に置いてあって、ギョッとすることもままでした。
庭の柿の木に登って、降りられなくなったこともありました。前足の力が強く、ジャンプ力も相当なもので、俊敏な動きで獲物を捕まえるのでした。
それには、もう一つ訳があります。
このことは次回お話ししましょう。
今からかれこれ20年前のことですから、未だ猫は外で自由に暮らしていました。
私たちが住っていた家も、ほとんど鍵が無駄なようなうちでした。
家族4人で出かけて、帰ってきたら、中から「お帰り〜っ」と、よそのうちの子どもが出てきたことがあります。のどかな地域でした。
何かに守られていたのでしょう。
今うちにいる子は外に出していません。ちょっと気の毒な気もしますが、それが彼女の世界なのです。
Comments