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たまり公式

3月スイーツ懐石

更新日:2021年8月16日

おはようございます。

百合ヶ丘の隠れ家、佐渡市公認の店「たまり」の女将で陶芸家のクメ タマリです。



3月17、18日とスイーツ懐石を行いました。


テーマは「 桜 〜 三月 」


難しいテーマで苦しみましたが、美しく仕上がったと思います。

とても勉強になりました。


ご覧ください。






また、今回の様子は、インスタで

ナナカマド アマコさんが詳しく書いてくださっているので、こちらもどうぞご覧ください。

   https://www.instagram.com/p/CMhhUH2gdQM/?igshid=1faaphdls80j2



まずは山に行って、草花を摘む所から、「たまりのスイーツ懐石」は始まります。


山は、今花盛りで、桜はもちろんミモザ、ナズナ、菜の花、椿など、手を休める暇がありません。


桜の花びら、蕾、新芽を使ったゼリーと、さくら茶で始めます。


生の桜に、熱いゼリー液を注ぐことで食感を出しました。透明のゼリーと、ヨーグルトを若干加えたものとの2層になっています。



パティシエの経験も、勉強もした事のない私は、この「たまりのスイーツ懐石」が始まってから、毎回いくつもの初めての挑戦をして来ました。

今回は、生まれて初めて、フルーツサンドに挑戦。

乳製品アレルギーだった私は食べたことすらありません。


色も味も濃いブラッドオレンジを用い、クリームにはフレッシュクリームに水抜きヨーグルトを加え、甘味は蜂蜜を使用しました。


ちなみに本日のノンアルコールカクテルは、苺と桃のスカッシュに生クリームとキウイを浮かべて。



さて、今回、「たまりのスイーツ懐石」でははじめてでしょうか?  花の天ぷらをお出ししました。


通常営業の時のたまりでお出しする「畑の天ぷら」には、

基本、私が手ずから積んだものをお出しします。今回も、前日に摘み取ってきた、吉垣花園さんの草花をお出ししました。


いつもと違うのは、そこにグラニュー糖を添えたこと。

天ぷらがスイーツになる瞬間です。


上から 桃、菜の花、

    椿、ミモザ、土筆、スミレ

    桜の葉

次は焼き菓子です。













桜色を出すのが難しかった桜のシフォン。

シフォンケーキを焼くのも、初体験でした。


濃厚なキウイのジャムパイ。下に潜ませた豆乳カスタードは最高の出来だと思います。

タンカンのサワークリームタルト。

お誉めいただいた、サブレクッキーは、手持ちの抜き型の中でもお気に入りのハリネズミを使いました。

飲み物を今回は佐渡から取り寄せている野草茶を取り入れてみました。

普段の営業で使用しているお茶で、

「いちじくブレンド」と「くろもじブレンド」。優しい味わいに、帰りにお買い求めくださる方もいらっしゃいます。


恒例のパスタは、思い切り遊びました。

畑で積んできた紫水菜、サニーレタス、カラスノエンドウ、いつものきねうちパスタ、桜パスタ、菜の花、桜の花びらに、脂ののった目鯛のカルパッチョを合わせ、苺のドレッシングをあしらいます。


こちらもお誉めいただいた苺のレアチーズケーキ。









全く違う味わいの2層のチーズムースでできています。土台を厚くして、しっかりしたザクザク感も加えました。



最後は、渾身の「桜の羊羹」と締めの抹茶。

絶賛をいただきました!

ありがとうございます。


今回、なんと、「桜というのは、自分にとって何物なのか」まで考え込み、その表現についても二転三転迷いました。


ナナカマドさんがいらしてくださるというのもあって、緊張していました。

本当に素敵な方ですね。ゆっくりお話しさせていただき、感謝しています。


二日間、ほとんど寝る暇なく取り組みましたが、今回、初めて心から「面白い」と思いました。


次回は4月14日(水)、15日(木)12:00〜  両日とも限定定員10名様 ご予約のみ


テーマは「枇杷と薔薇」です。


ホームページの「スイーツ懐石ご予約フォーム」からお申し込みください。

また、直接お電話でも承っております。 044−951−1603 たまりまで

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